初めてのファットバイク挑戦!

ファットバイク

こんにちは、夢は「好きなことでみんなに生きがいを!」生きがいブログのわかばです。

いろいろと大変な人生ですが、好きなことや趣味が一つでもあるとなんとか頑張れると実感してます!

みなさんの人生が少しでも楽しくなるきっかけになれればと思い、好きなことがいっぱいあり、かつ作業療法士(リハビリ)でもある私が遊び方や体験などの情報を発信させていただいてます。

はじめに

今回、クロスバイクから始まり、ロードバイク、マウンテンバイクと自転車にハマっていった私が遂に極太タイヤのファットバイクにも挑戦してみたので、準備した物事やどんな感じだったをお伝えします!

きっかけ

マウンテンバイク好き歴6年の私が近年気になっていたのが、ファットバイクという超太いタイヤで雪道や砂浜を走るごっつい自転車です。

正直、ゴツさ故に機動性もなく重量も重いため、他の自転車と比べ極端に用途が少なく、雪道に特化した自転車というイメージで、やってみたい優先順位は低かったです。

雪道を自転車で!

マウンテンバイクで雪道を何度が走ったことはあるのですが、どうしても圧雪なしの雪になるとタイヤ幅の細さ的に、雪にタイヤが埋まってしまい走ることができない場面が多くありました。

雪道に特化した自転車ということと、数少ない冬の屋外スポーツとして面白そうだなと思い、この度ちょっとやってみたい位の気持ちで、ファットバイクに挑戦してみることにしました!

場所

北海道 恵庭市 道の駅横の河川敷

場所選定理由

まず、第一に私の住んでいる街が道内でもトップレベルで雪のない街なのですが、今年は暖冬の影響もあり雪が皆無だったため、雪のある街にしないといけませんでした。

恵庭道の駅横の河川敷が、ほどよく人通りが少なく、圧雪されてない雪もあり、平坦な河川敷もあるベストな場所だったため初挑戦の場所にしました!

機材

ファットバイク「KONA WO」

新品にしようか中古にしようか、メーカーモノにしようか遊び程度のモノにしようか色々悩んだ結果、私のマウンテンバイクと同じメーカーのKONAさんのファットバイクがジモティーさんという不用品取引アプリで中古で出品されていたので、購入することにしました。

中古品のデメリット

中古品に決めたため、ある程度故障等は覚悟していたのですが、今回のファットバイクは中々の欠陥品で、乗れるようにするまでにはだいぶ修理が必要でした…

修理代や代用のパーツの有無、修理の技術がないと厳しいこともあるため、自転車はやはり頼もしい自転車屋さんで買うことを強くおすすめします…

欠陥部分と修理方法は別の記事で書こうかなと思います。

もちもの

服装

補給食

道の駅恵庭のかぼちゃプリンパンとエビカツサンド!

家で淹れたダージリンティー

天候

晴れ2℃ 積雪15〜20cm

知り合いから雪があることは聞いていたのですが、歩道は雪が残っており、車道は溶けているという車の運転もしやすい最高のコンディションでした!

車に積載

幅もゴツさもあるファットバイクですが、トヨタさんのシエンタはハンドルが天井に引っかからない様、まっすぐ積み込んであげるとちゃんと積載することができ、本当にアウトドアに強い車です!

公園駐車場

恵庭道の駅前にある公園駐車場に車を停めて準備開始!

冬道はスパイク必須

雪道を自転車で走る上で一番大事なのが、止まる時やバランスを崩して足をついた時に滑らないことです。

マウンテンバイクでも雪道氷道を走るのも走ること自体はさほど難しくはないのですが、止まる時に地面に着いた足が滑って止まれなかったり転んだりと危険が多いです。

ブレーキはついているのですが、かけたところでスリップしたり、止まれなかったりするので、基本足をついて制動するため、初心者は靴のスパイクが必須です。

着脱式靴スパイク

靴底自体にスパイクが埋め込まれているスパイクシューズもあるのですが、コンビニやお店に立ち寄る際に床を傷つけてしまうことがあるため、靴裏に着脱できるタイプのスパイクをAmazonさんで購入し、使ってみることにしました。

つま先に引っ掛けて後ろの取っ手を引っ張り踵に掛けるという簡単な装着法で、重さや邪魔さはなく、氷の上でも滑りませんでした!

アイゼンタイプの靴スパイク

冬山登山用にアイゼンという爪が大きい着脱式スパイクも持っているのですが、ペダルと足の接地塩梅が悪いので使用しませんでした。

駐車場内

駐車場内は車に圧雪されており、やや滑る路面でしたがファットバイクのタイヤの太さでは、全然平気で安定がありました!

靴スパイクもペダルに引っかかりすぎず、漕ぐ際も違和感なく順調でした!

ペダルは土踏まずで踏む

ペダルに足を置く位置は通常、足指の付け根の膨らんでいる部分がベストです。

ファットバイクの場合だと太いタイヤとフレームの構造故に、その位置だと踵がフレームにぶつかってしまうことがあります。

ちょうど土踏まずの真ん中当たりでペダルを踏んであげるとフレームとぶつからずに漕ぐことができました!

ハの字でも可

足の角度をハの字にしてあげると、本来の足指の付け根の膨らみ部分でペダルを踏んで漕ぐこともできました。

ロードやマウンテンバイクなど他の自転車に乗っている歴が長い方だとペダルポジションがクセづいていると思います。

土踏まずかハの字どちらかやりやすい方で対応していくと良いでしょう!

雪の通路を走れた

河川敷横の公園内はそり遊びなど子ども達が遊べるようになっているため、人が歩く道ができており、河川敷まではその道を走って行くことにしました。

自転車も問題なく動いており、雪道をタイヤがしっかりグリップして走れました!

雪の凸凹道はマウンテンバイク要素あり

人が歩いて出来た雪の通路は真ん中が高く固く踏み固められていたり、人通りが少なくなってくると足跡の穴があるだけで凸凹だったりします。

左右の脇にズレないようにしたり、凹凸でバランスを崩さないように荷重をコントロールしたり、結構マウンテンバイク的な要素があり、楽しかったです!

ただマウンテンバイクバイクと違って、コケてもふかふかの雪があるため、安全に自転車を楽しめるのはいいなと思いました!

圧雪ゼロは厳しい

試しに圧雪が全くされてない場所も走ってみましたが、積雪20cm以上だと後輪が空転して進むのが難しかったです。

積雪が10cm以下かやや圧雪された道がちょうど楽しめる雪の状態なのかなと思いました!

住宅街

だいぶ乗り慣れてきたところで、帰りは道の駅横の住宅街を走ってみることにしました!

最初は安全のため、車・人通りの少ないところから入り感覚を確かめます。

道はツルツルまでいかない圧雪具合で、タイヤが雪をしっかりつかんでいる感覚があり、道も狭くないため、走りやすかったです!

カーブ※要※要注意!

冬道で最も恐ろしいのがカーブするときで、重心を曲がる方に倒したら一瞬で転ぶ事ができます…

通常の走行ならハンドルをあまり曲げずに車体を傾け、左右への重心移動で曲がるのが良いのですが、冬道は逆で車体を傾けずに曲がれる位まで減速し、重心は真っ直ぐ下に置いたまま曲がっていきます。

マウンテンバイク風曲がり方

自転車=足を着かずペダルを漕ぐもの、という固定概念を捨てて、曲がる際は足を着きそこを軸に回して曲がる方法もあります。

この方法はマウンテンバイクで急カーブや超滑るカーブを曲がる際のテクニックであり、無理に自転車に乗ったまま曲がるより、足も地面についてるため安全に曲がれます。

靴スパイクあれば安全

カーブの時も着いた足がそもそも滑ってしまっては意味ないので、靴スパイク様々です!

住宅街では家や塀の影で車が来ているのが分からず、急に止まらなければいけない場面も出てくるので、制動はしっかり足をついて安全に確実に止まれるようにします。

サドルは足裏が地面に着く高さに

ロードバイクなどでは自転車にまたがり、足を真っ直ぐ伸ばした時にペダルの上に踵が乗る位がベストで、あまりサドルを低くしすぎるとお尻の大きい筋肉が力を発揮できず疲れやすくなります。

しかし、冬道では足が宙ぶらりんだと停車時やいざという時に足が地面に着かず大事故になるので、たとえ疲れやすくても、足裏が地面にべったり着く安全なサドルの高さにします。

歩道

住宅街の道にも慣れてきたので、踏み固められた幅の狭い歩道を通って帰ることにしました。

車の圧雪よりは強くないので、ツルツルとしてはおらず走りかったです。

人ひとり分位の道幅と真ん中が踏み固められた凸型になっているため、左右の溝に滑り落ちない様に道の真ん中を走行していきます。

すれ違えない

狭い道を走る上で一番問題なのは、ただでさえゴツいファットバイクなので、歩行者がいたときにすれ違えないということです。

なるべく歩行者が少ない場所を選んで走ったり、出会った時は自分がよけて歩行者に道を譲りましょう!

ほどよく圧雪道が一番楽しい!

今回、圧雪なし、やや足跡圧雪、歩道、車圧雪の路面を走って一番楽しかったのは、交通量の少ないやや車で圧雪された住宅街の道でした!

適度にタイヤの摩擦が効き、なおかつ軽快に走れる道だったので、雪道をサイクリングして感じがとても楽しかったです!

ツルツル道は緊張、圧雪なしは疲労…

ツルツルで交通量の多い道は、楽しいですがやはりずっと気を張っていなければならず、圧雪なしも雪をかき分けて走る感覚があり楽しいですが数百mで疲れるので、走る場所を吟味しながら楽しんでいけるといいと思います!

砂利道や山道も

今回は冬道で走ってみましたが、この極太タイヤの能力なら、石や砂利がある道やちょっとした水溜りや小川を越えなきゃいけない山道も行けそうな気もするので、楽しむ幅がまだまだありそうです!

おわりに

この度、前々から気になっていた極太タイヤでゴッツく、雪道に強いファットバイクで冬道を走ってみました!

普通の自転車では走れない冬道を安定して楽しく走れることと、いつもの街並みが遊びのフィールドになるという新鮮な体験ができました!

雪国では冬は遊び場までの移動が大変なので、出掛けなくても、ご近所で手軽に楽しめるファットバイクはとてもありがたいです!

まずは体験から

ファットバイクはある程度のメーカーものだと最低価格が7万位で値段が高かったり、ロードやマウンテンなど他の自転車に比べ、ラインナップが少ないです。

また、滑る路面での重心のかけ方などが分からずいきなり乗ると転倒してケガに繋がるため、最初は体験ツアーとかに参加して、安全にファットバイクに触れ楽しんでもらうのがいいかなと思います!

みなさんの人生が少しでも楽しいものになりますように!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました