こんにちは、夢は「好きなことでみんなに生きがいを!」生きがいブログのわかばです。
いろいろと大変な人生ですが、好きなことや趣味が一つでもあるとなんとか頑張れると実感してます!
みなさんの人生が少しでも楽しくなるきっかけになれればと思い、好きなことがいっぱいあり、かつ作業療法士(リハビリ)でもある私が遊び方や体験などの情報を発信させていただいてます。
はじめに
1月上旬、「スノーシュー」というスポーツタイプのかんじきを初めてやってみました!
雪の上をスノーシューを履いてただ歩くだけのものですが、思った以上に楽しく、1時間半ほど自然公園を散策してきました!
持ち物やどんな感じだったのかを写真でお伝えします!
きっかけ
最近では北海道のウィンタースポーツとしてスノーシューが人気で、ニセコ方面や雪の多い地域でトレッキング体験が盛んです。
元々スキー、スノーボードなどのウィンタースポーツはやっていたのですが、スキー場のリフト代も年々高くなっており、お手頃に遊べる冬のスポーツを検討していたところ、スノーシューに行き着きました。
冬山を登っていくスノーシューの遊び方もあるそうですが、普段登山をしているわたしからすると冬山はリスクだらけで怖いので、平地でのトレッキングをメインに安全に楽しんで行こうと思います!
場所
北海道苫小牧市北大演習林
場所の選考理由
初めてのスノーシューで使い方や歩き方などもわからないため、比較的人が多く迷子になったりせず、雪の自然を楽しめる北大演習林にしました。
小川が流れており川沿いを歩けば見当違いの方向には迷わないことと、すぐ横に林道がありトラブルがあった際にもすぐ避難できるので、初スノーシューの場所としてはベストかなと思います。
北大の宿舎や研究棟、野生動植物の保護などで立入禁止の場所もあるため、標識などの確認が必要です。
機材
スノーシュー、トレッキングポール、スノーガード、
お店を回ってスノーシューを色々見てみましたがメーカーものの一番安いもので18000円位してしまい、2〜4万円位が相場の様です。
わたしの場合、安全な平地でのトレッキングが目的なのと、とりあえずスノーシューをやってみたかったので、AmazonさんでベストセラーだったOdolandさんのスノーシューセットを半額の5949円になったタイミングで購入しました。
もちもの
登山用品
北大演習林でトレッキングするにしては大げさな装備ですが、冬ということもあり安全に越したことはないので、普段登山する時に持っていく、遭難しても少し耐えられる装備で行くことにしました。
服装
※今回は林の中の日陰しか歩かないため、スポーツサングラスは持参していませんが、雪による太陽光の反射で目にダメージがくるので、通常は持参することをおすすめします!
補給食
天気
曇 気温−1℃
スノーシューの装着方法
スノーシューごとに装着法は違うようなので購入の際にお店の方に聞いたり、説明書を読んで事前に一度装着してみると良いと思います。
私のスノーシューは斜面を歩く際に角度を合わせるための跳ね上げ式の金具がかかとのところについており、跳ね上げてここにかかとを合わせた状態で前の締め具を締めていきます。
金具を下げて後ろの締め具も締めていき、足をブラブラさせて緩みがなければ装着完了!
トレッキングポール
私のトレッキングポールは2箇所の調節ネジがあり、三本を伸ばすと一本のトレッキングポールになります。
平地では持ったときに肘90°位が丁度いいそうで、身長160cmの私で105cmのメモリでぴったりでした。
いざ試走
北大演習林「下の大池」の駐車場に車を駐め、スノーシューを装着し散策開始!
ひとまず、人の多く歩く川沿いの道を進んでみることにしました。
新雪部分の積雪は3センチほどでした。
歩き心地
足が重いとか歩きづらいなどの違和感は特になく、想像以上に普通に歩けました。
積雪が少なくそこまでふかふか雪ではありませんでしたが、雪の上を踏んで歩く感覚は子供の頃、雪の上を走り回っていた感覚を思い出させてくれ、とても軽快でした!
寒さ
本格的な冬装備の服装ではありませんでしたが、歩いていると寒くなく、快適にトレッキングができました。
遊ぶ場所や天候、休憩する時間の長さで寒さが変わってくると思うので、これから色々試していこうと思います。
散策
川沿いの割りとみなさんが踏みしめた雪道をしばらく歩いてみました。
先客のシカさんの足跡もあり、冬の自然の中に入っていく感覚で、冬の静けさの中スノーシューのザクザクと踏みしめる音が新鮮でした。
夏にあった植物は枯れて雪の下なので、どのルートを通っても良く、冬の小川の景色を楽しみながら、30分ほど散策しました。
休憩
冬は寒く長く休憩していると体が冷えてしまうため、飲み物とサラダチキンだけを補給して、10分程休みました。
北大演習林は所々にベンチなども設置されていますが雪が乗っかており、防水防寒ジャンパーといえども冷たいので、立って休憩しました。
アウトドア用のマットなどがあるといいかもしれません。
帰り
帰りは歩き方も慣れてきたため、橋を渡って川の反対側の人が通らない新雪を歩いて帰ることにしました。
人は通っていませんが、シカやキツネ、リスなどのいろんな動物の足跡がついていました。
人が通っていない分、雪で見えない穴や雪がせり出ている所(雪庇)に気をつけながら歩いていきました。
新雪なため、先程歩いていたときより少しスノーシューの沈み込みが深くなりましたが、疲れる感じはなく、やはりこちらのほうが雪の上を歩いている感覚があり、楽しかったです!
お手入れ
使い終わったスノーシュー、トレッキングポールは濡れたままだと金属部分が錆びてしまうため、乾いた布でふき、乾燥した場所で乾かしてからしまいます。
袋にしまう際は、裏面についている歯をお互いに内側になるように入れ、袋が破けないように収納するといいそうです。
スノーシューの感想
正直、ただ雪の上を歩くだけの遊び、くらいにしか思っていなかったのですが、誰も歩いていない雪の上をぐんぐん進んていく感覚はとても面白かったです!
夏にも野鳥の写真を撮りに北大演習林にはよく来るのですが、冬は静かで澄んでおり、全然違う景色を楽しめました。
足元にはいろんな野生動物達の足跡があり、夏は草木で歩けない場所や道なき道を自分が野生動物になった感じで歩けるのでとても新鮮でした!
スノーシューで気をつけること
- 後退り
散策中、冬の演習林のいい景色を撮ろうとピントを合わせようと後退りした際、スノーシューのかかとが雪に引っかかり転びそうになりました…
スノーシューはつま先部分で足が固定されており、かかとの部分がパカパカと歩くと浮くようになっていて、前にだけ進む仕様なので、後ろ向きには絶対歩かないようにしましょう!
- 丸太
整備された道でないと倒れた丸太などが道にあり跨いで超えていく必要があります。
スノーシューをつけている感覚に慣れていないと足の上げが足りずに、引っかかったりしてしまいそうになったので、気をつけて安全に跨ぎましょう!
また、道なき道を進めるのがスノーシューのメリットなので、迂回して丸太を避けるという選択肢もありだと思います。
- くるぶしまで隠れる冬靴
今回は自然公園で道も人が踏みしめている場所の散策なので、防水のアウトドアシューズでもよいと思い、冬靴にはしませんでした。
スノーシューなので雪に抜かりはしないのですが、歩いていると上げた方の足に着いた雪が、接地している反対足にかかり、普通のアウトドアシューズだと結構靴の中に雪が入ってしまいました。
お散歩程度でも、くるぶしまで隠れる冬靴かスノーボード靴などの方が、暖かさもあるので良さそうです!
おわりに
今回、以前からやってみたかったスノーシューを初めてやってみましたが、難しさもなく、運動不足になりがちな冬に手軽に遊べるいいスポーツだと思いました!
広い公園や河川敷で楽しんでいる人もいたり、遊ぶ場所が限定されないのもスノーシューの気軽でいいところだと思います。
各地でスノーシュー体験なども行われているので、ぜひみなさんも自然の中をスノーシューで歩き、冬の野生動物になったつもりで楽しんでみてください!
みなさんの人生が少しでも楽しいものになりますように!
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