こんにちは、夢は「好きなことでみんなに生きがいを!」生きがいブログのわかばです。
いろいろと大変な人生ですが、好きなことや趣味が一つでもあるとなんとか頑張れると実感してます!
みなさんの人生が少しでも楽しくなるきっかけになれればと思い、好きなことがいっぱいあり、かつ作業療法士(リハビリ)でもある私が遊び方や体験などの情報を発信させていただいてます。
はじめに
今回、本格的な百名山制覇のスタートとして北海道最高峰「大雪山旭岳」にロープウェイを使わず、1合目から登ってきたので、登山道や行程を写真でお伝えします!
きっかけ
8月に長野の八ヶ岳を登ったことをきっかけに本格的に百名山を制覇してみたいなと思いました。
まずは道内の百名山からと思い調べたところ、①利尻山②羅臼岳③斜里岳④阿寒岳⑤大雪山旭岳⑥トムラウシ山⑦十勝岳⑧幌尻岳⑨羊蹄山がありました。
十勝岳、羊蹄山はすでに登っており、どうせなら北海道最高峰を登ってしまえと思い、この度、旭岳登山を決行しました!
場所
〒071-1471 北海道上川郡東川町ノカナン
登山コース
旭岳はロープウェイもあり、4合目位までは行けるのですが、今回は百名山制覇ということなので、1合目から頂上をめざすコースにしました。
標高は2291mと道内ではトップで1合目からの登山となるため、なかなかにハードですが、いざとなったらロープウェイがあり、登山客も多いため、他の道内の百名山に比べると挑戦しやすいと考えました。
持ち物
補給食
服装
天候
終始晴れており、暑すぎず寒すぎず、風もなく、超登山日和でした!
駐車場
ロープウェイ乗り場の横の有料駐車場と少し手前に無料の駐車場があります。
有料駐車場は夜間閉鎖されているため、手前の旭岳ビジターセンターの方に前日入りさせていただき車中泊しました。
ビジターセンターのトイレは夜間閉鎖されており、外にトイレ小屋がありますが、携帯トイレ持参で持ち帰りでお願いしますとのことでした。
旭岳ロープウェイ乗り場
このときは朝6:00位から開いており、トイレだけ借りさせていただきました。
時期によって開館時間が変わるようなので、詳しくはホームページをご参照ください。
登山口
ビジターセンターの右横の道を進むとすぐ登山口があります。
入山届を記入していざ出発!
1合目〜
両側笹薮のコロコロ石がある勾配はさほどきつくない道です。
途中湿地帯には木道もありトレッキングコースみたいな感じです。
2合目〜
1合目からの道の延長線のような感じですが、少しずつ樹木の背丈が低くなり空が見えてきます。
※青色の標識が合目の標識だと気づいたのが後半だったため、写真に撮れていない合目は約〜合目と記載しているためご了承ください。
晴れてはいましたが、数カ所水が浸っている箇所もあったので、防水靴を履いていくことをオススメします!
約3合目〜
岩場の上りが始まってきて勾配も徐々に急になってきます。
森が眼下に見えるようになってくると景色が開け、空と湖と美瑛の町並みが見えてきます。
4合目〜
4合目から5分位歩くとロープウェイからの道と合流します。
道の両側にロープがはられており、所々に木道や階段などが整備されており、ロープウェイからの観光客の方向けとなっているようです。
勾配も緩く旭岳を目前にハイキングを楽しめます!
5合目〜
鐘がついたモニュメントのところが5合目で、となりに姿見の池や避難小屋、展望休憩スペースなどがあります。
観光客の方はここで、池を眺めたり、ランチをとるだけでも十分に旭岳を満喫できます!
姿見の池を過ぎると本格的な岩や石の転がる登山道となるため、頂上までめざす方は登山靴や飲食料、防寒具などを装備していきましょう!
6合目〜
かなりの勾配と岩・石・砂の混じる道で、滑りやすく足裏でしっかり地面をキャッチしながら登っていきます。
砂で滑りやすくはありますが、くねくねとつづら折りに踏み慣らされた勾配がゆるくなっている道もあるため、登りやすい方を選んで登るといいと思います。
石が転がってきたり、転がっていくことがあるため、周囲に注意しながら声を掛け合って登っていきます。
約7合目〜
道の状態は6合目から変わらず岩・石・砂の登りですが、標高が高くなり、景色がどんどん開けていきます。
登山道の左側が谷のような地形で、地層がありのままに見え、他の惑星に来たかのような感覚になります。
8合目〜
まだ岩・石・砂の上りが続きますが右側の山肌が近くなってくるので、山裾までの景色がみえはじめ、森の広大さと空の近さが感じられます。
下界にいると雲は平面に見えあまりわからないですが、空の上では層になっており、高さの奥行きが感じられ、私の中では感動的な景色でした!
約9合目〜
岩場と砂利の道になってきて、山肌を斜めに登っていく感じになります。
唯一の携帯トイレ用のトイレスポットがあります。
遮蔽物がほとんどなく、登山者が多い登山道なので、携帯トイレを持参してここで用を足しておくことをオススメします!
約9.5合目〜
岩場区間がやっと終わり、景色の開けた尾根のような道を進んで行くともうすぐ頂上!
旭岳頂上!
1合目から3時間10分かかってやっと北海道のてっぺん旭岳山頂に到着!
旭岳だからこそ見下ろせる周囲の日高山脈の山々と空の近さに感激でした!
雲が少なく天気が最高だったため、地平線の彼方まで山々が見え、改めて北海道最高峰にいるんだなという実感が湧きました!
登ってきた際に左側にあった、谷の始まりを上から眺めることができ、登ってきた道や姿見の池、車で通ってきた道まで見え壮大な景色でした!
昼食
相変わらず、山頂で食べるサラダチキンは絶品で、その他の食べ物たちも登ってきた疲れをふっとばしてくれる美味しさでした!
下山
青い空と白い雲と碧の山々の絶景を堪能し、お腹もいっぱいになったので、安全に下山していきます!
先程の岩・石・砂路面を下って行くことになるため、行きよりもさらに滑らないように注意が必要です。
ただ、帰りはほぼずっと姿見の池が見えるため、下山につれて姿見の池がだんだんと近づいてくる感覚でとても面白かったです!
姿見の池とお別れしたら、またロープウェイとの分岐点までハイキングしていきます。
絶景も堪能したことだし、もうロープウェイで降りてしまえば楽なのですが、百名山制覇はなるべく自分の足で歩んでいきたいので、ひたすら下ります。
かなりの勾配と距離を下ってきたためか、3合目位で膝に痛みが出てきてしまいました。
ロープウェイまで登り返すには下りすぎだったので、膝に負担をかけないよう、やや斜めに体を向けながらゆっくりとペースを落として下っていきました。
無事下山
膝の痛みも悪化することなく、無事に下山することができました!
後半は木々の背丈も高く日陰になってくれたため、快適な温度で森をトレッキングしてくることができました。
旭岳温泉 「湧駒荘」
旭岳ロープウェイから車で3分もしないところに、旭岳温泉湧駒荘さんがあり、登山の疲れを癒やすために寄らせてもらいました。
浴場は木の壁と岩のタイルの雰囲気が素敵で、小庭が見える露天風呂はとても和みました。
旭岳の登山口にとても近いので、こちらで一泊して登山・絶景・温泉・お料理を楽しんでみるのもいいかもしれません。
富良野そば 「小玉家」
旭岳からは70kmとだいぶ離れていますが、以前立ち寄らせていただいた際、写真の割子そばセットの大根おろしいくらそばが驚きの美味しさだったため、またご馳走になることにしました。
初めて食べた際、大根おろしといくらの組み合わせのイメージがつかず、半信半疑で食べたのですが、想像を超えてマッチしており、私の中では革命的な美味しさでした!
お値段も大体800〜1500円とお手頃で、メニューの種類も本当に豊富なので、ぜひぜひ食べに行ってみてください!
おわりに
今回、本格的な百名山制覇のかわきりとして北海道最高峰大雪山旭岳に無事1合目から登ることができました!
青い空に恵まれ、雲の層と日高山脈の山々の絶景を楽しむことができました!
標高は北海道最高ですが、北海道の百名山には幌尻岳やトムラウシ岳などテクニカルな山々も控えています。
準備と練習を怠らず、安全に強ものの山々を楽しんで制覇していきたいと思います!
みなさんの人生も少しでも楽しいものになりますように!
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