こんにちは、夢は「好きなことでみんなに生きがいを!」生きがいブログのわかばです。
いろいろと大変な人生ですが、好きなことや趣味が一つでもあるとなんとか頑張れると実感してます。
みなさんの人生が少しでも楽しくなるきっかけになれればと思い、好きなことがいっぱいあり、かつ作業療法士(リハビリ)でもある私が遊び方や体験などの情報を発信させていただいてます。
はじめに
7月下旬、川釣り好き歴16年の私が、北海道日高にある沙流川で、ヤマメを釣り川辺で串焼きにして美味しく食べました!
釣り方はまた別の記事でご紹介しますので、今回は串焼きの方法や感想をお伝えします。
きっかけ
川釣りはもう16年前からやっているのですが、時間や場所の関係で、釣った魚をその場でさばいて串焼きにするには至ってませんでした。
過去に一度だけ、串焼きにできる万全な状態があったのですが、石で作ったいけすから27cmのイワナが逃げ出し、それ以降チャンスを逃していました。
今回、すぐにヤマメが釣れ、時間もあり、場所もよく、材料も揃っていたため、念願の釣った魚を川辺で串焼きを決行しました。
どこ
北海道日高町沙流川オートキャンプ場付近
フライフィッシング
虫に似せた擬餌針(フライ)を太い糸(ライン)の重さを使って、川の流れに合わせて自然に流して釣るつりです。
釣りの中では、繊細な操作性が必要なのと流れ・左右に木や草なのどの障害ある川釣りという点でトップクラスで難易度が高いです。
ただ、擬餌針のリアルな虫感や川の流れに逆らわない点で、すごく自然に近い形で魚を釣れるので、私は大好きな釣りです!
今回は5投目位で17cmのヤマメが釣れ、私の性格上とても満足してしまい、その後少し続けましたが、早々に終了しました。
使用した道具
キッチンバサミ、チャッカマン、味塩、
魚下処理
(グロテスクなものが苦手な方もいると思うので画像は割愛)
血抜き
かわいそうですが、生きている間に側線というエラの横にある部分とエラを切って、水の入ったバケツの中で、血抜きを行います。
生臭さの軽減や鮮度を保ちやすくなるので、美味しく食べてあげるためにも、血抜きはしっかりと行いましょう。
ウロコ取り
今回はキッチンバサミで、しっぽから頭の方にかけてこするようにウロコをとりました。
別法でペットボトルのキャップでもウロコを取ることができます。
内蔵処理
エラと内蔵は取ってしまい、背骨の内蔵側にある血合いも、親指で頭側にかき出します。
ふり塩
少し多いかな位の塩を両面に、腹側に軽くふり塩をして味付けをします。
材料集め
コンロ用の石(なんでもいいですが平たいものが立てやすく、コンロを作りやすいです)
乾いた細い枯れ草や木の皮、乾いた枝・木片、流木
魚を刺す串用の長めの枝
準備
コンロづくり
下に細かい石などがあると火を焚いたとき跳ねてきて危険なため、砂地を選びます。
平たい石を立てながらバランスを取り、円状にしていきます。
ヤマメ一匹分なので大きさも高さもそれほど必要なく、直径20cmほどのコンロを作りました。
串づくり
少し長めの枝をコンロに合わせながら長さを合わせます。
枝が直接火に当たると焼けてしまうため、長さと刺す場所は調整していきます。
魚を刺す部分の皮と先端を尖らせる様にキッチンバサミで削っていきます。
サバイバルナイフなどがあればより便利ですが、あるもので代用するのもまた楽しみです。
最後に川の水で洗って完成!
火起こし
※川辺でも火起こし禁止の場所もあるので、しっかり確認してから行いましょう。
枯れ草や木の皮などの燃えやすいものから火を着けていき、細い木の枝多め→中位の木の枝そこそこ→木片少なめで、徐々に大きく太いものを燃やしていきます。
太い枝は中の水分が残っていて火が着きにくいこともあるため、乾いた木片がおすすめです!
この日は連日の猛暑で木がしっかり乾いていたので、うちわなどであおがなくても、枝をくべていくだけで火は十分に着きました。
焼く
串と魚に直接火が当たらない位置にセッティングして、片面・お腹側それぞれ10分ずつ程じっくり焼いていきます。
炭ではなく、火持ちが悪いので、都度枝や薪をくべて常に炎が上がるくらいの火力を保ちます。
川魚は寄生虫が付いていることもあるため、表面だけでなく、中までしっかり焼けるよう、時間をかけて焼きました。
実食
外はふり塩と皮でパリパリで、中はふっくらと焼けており、とても美味しかったです!
他の川魚でイワナやニジマスがいますが、ヤマメは味が濃く、小さい身ながらしっかりとした味が特徴でとても美味しい魚です。
シンプルに塩焼きで食べるなら、ぜひ釣っていただきたい一匹です!
片付け
火が落ち着いてから、石のコンロには最低でも大きいバケツ3杯分は水をかけます。
それでもコンロの石は想像以上に加熱され、残り火や石の熱さがあるため、熱すぎるようであれば冷めるまで水をかけます。
水をかけても水蒸気がでなくなるくらいまでいったら石を崩し、火の粉が飛んだりしないように土や砂をかけて完全に鎮火します。
山火事や事故を防ぐためにも、火の始末と原状にもどす事はしっかりと徹底しましょう。
おわりに
今回、念願であった「川で釣った魚を川辺で串焼き」を叶えることができ、大満足の一日でした!
そこら辺にあるものを工夫して使って、美味しくでき、プチサバイバルをしているようでとても楽しかったです。
魚を釣り、捌いて、料理し、食べるのは、生き物の命に感謝できるきっかけにもなります。
ぜひ、みなさんも暑い夏には、涼しい川辺で釣りをして、串焼きで美味しく魚を食べてみてください!
みなさんの人生が少しでも楽しいものになりますように!
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